鯛は、竿が上下に振られるようなあたりを出し、
最後に大きく締めこむ特徴があります。
このため、船で鯛を狙う場合も、
胴の柔らかい竿で、
調子で言うと4:6、5:5の胴調子と呼ばれるものを使います。
ですから、釣堀でも胴調子の竿を使うと良いでしょう。
私は、船釣り用のメバル竿(15号負荷)と、
特製の鯛釣り用の竿を用います。
特製のものは、
釣具屋でそこの店長が釣具のカスタマイズをしてくれます。
硬調の鯉竿3.3に、
もち手、リールの留め金、ガイドをつけたものです。
もち手は、手触りの良いように、
竹を巻いあります。
トップガイドはULガイドをつけてあります。
船釣りのメバル竿は外ガイドの3.3m。
振り出し竿ですが、トップガイドと一番上の節のガイドは、
ULガイドに変更してあります。
これは、船釣では15号から30号の錘を使いますが、
海上釣堀では軽い仕掛けになるため、道糸を振り出すとき、
ガイドトラブルを起こしやすいから、それを避けるためです。
この竿なら、やり取りをすれば青物でもあげれますから、
最近はこちらの竿を使うことが多くなっています。
リールはシマノのBBX3000のレバーブレーキ、ダブルハンドル。
これは、20年近く前のモデルですので、現在の3000番と比べると、
少し重量はありますが、一回り小さい感じがあります。
レバーブレーキは使い慣れているならお勧めです。
ドラグ調整は効きませんが、自分でコントロールできます。
ダブルハンドルのレバーブレーキタイプというのは
最近では少なくなりました。
使い慣れた道具で好きな釣をするというのは楽しいですね。
後こだわっている部分は、
スイベルです。
海上釣堀の場合は、仕掛けを振り込む距離が短いですので、
スイベルを道糸がスムースに落ちていかなければなりませんので、
少し高いですが、すべりの良いものを使っています。
○型のものと、0型のものがあります。
○型より0型のほうがトラブルは少ないですが、
少し高価になります。