海上釣堀の釣りで、メインターゲットは人によって異なるとは思いますが、
放流数も一番多いのが真鯛です。
ですから、真鯛を釣らないという人はいないと思います。
そして、真鯛を狙って数釣りをするというのも、
なかなかできそうでできないものなのです。
真鯛という魚は、他の魚に比べて、
比較的水温の変化にも強く、1年中釣れるという利点、
養殖しやすいということもあります。
海上釣堀で放流される魚の中で、一番口を使う魚は真鯛ですし、
その上、真鯛が連続でヒットすると、他の魚の活性があがる傾向がありますから、
真鯛を狙うということは大切なのです。
では、真鯛はどんな場所にいるのか?
潮下のネット際
夏場は日陰
冬は真ん中付近の底
潮下のネット際というのはまず欠かせないところです。
しかし、一日(5,6時間)の釣りの最中、潮変わりはしますから、
それも考慮に入れて、釣り座を考えましょう。
夏場でも比較的深場にいることの多い魚ですから、
底から50cm位から狙い始め、
あたりが無ければ50cmくらいずつ上げていくという方法をとります。
特に冬場は、水温が低くなりますので、
枡の中で一番深い真ん中あたりに固まっていることもあります。
夏場は日差しの強い時間帯は、筏の陰に入っていることも多いですので、
午前中は東側から、南側、午後からは南から西側のネット際を狙うと良いでしょう。
青物の活性が高く、枡で青物が釣れているときは、
鯛は枡の隅の方に固まる傾向があります。
そんなときは落ち着いてくるまで待つのが一番得策です。
エサに関しては、雑食性の魚ですから、
団子エサから、海老などの活きえさ、いわし、イカナゴ、ささ身、
プチトマト、みかん、スイカなど何でもありです。
同じエサで釣れなくなったら、
エサを変えてやるとまた当たりがでるので、
必ず何種類かのエサを持っていって、
ローテーションをすることをお勧めします。
特筆すべきは、
夏場は赤色のエサ、冬場は黄色のエサに当たりが集中すること。
団子エサ、ささ身、えびなども色を考えて使ってみてください。