海上釣堀で数釣りをする人を見てください。
手際がいいはずです。
魚をかけて、取り込み、針をはずし、
魚をスカリに入れ、えさをつけて、仕掛けを放り込む。
この一連の動作を釣り座から動かず繰り返す人が、
多いはずです。
そのためのコツは、
最初に、必要なものを整理し、
釣り座のそばに備え付けておくこと。
これが、まず第1のコツです。
朝一番などの地合に、準備ができておらず、出遅れたり、
仕掛けを絡ましたり、エサ付けに手間取ったりということのないようにしましょう。
地合のときは、仕掛けのトラブルは時間をかけて解消するより、
新しいものを付け替えるほうが得策です。
予備の仕掛けなども手元に置いておきましょう。
また、取り込んだ魚の針をはずすのに手間取ったりするのも
ペンチなどの小物を手元に置いておくとすばやくできます。
また、針を飲み込まれた場合には、
無理に針をはずそうとせず、仕掛けを切り、
新しいものに変えるほうが、魚も傷つかず、時間の節約にもなります。
もう一つは、エサを投入するポイント。
数釣りをする人は、同じポイントで釣っているはずです。
特に鯛は、1尾だけがうろうろしていることは少なく、
ある程度固まっているもの、
あたりがあったポイントを繰り返し、攻めるのが数つりのコツです。
同じエサで繰り返し釣り、
あたりが出なくなったららエサを変えて、同じポイントを狙ってみましょう。
釣り切るまで同じポイントであたりが出ることが多いです。
そして、釣堀の魚を釣りきるということは、
まず、できることではありませんから。。