海上釣堀には、いくつかの魚の活性が高く、釣れ易い時間というのがあります。
釣堀といえども潮見、天候には左右されます。
一般に、潮止まりは活性が落ち、口を使わないことが多いのは、
海釣りと同じです。
ですから、潮変わりで潮が動いている時間帯というのは、
釣れやすい時間帯といえます。
天候に関しては、
筏での釣りですから、
水深がされほど深くないとこもあり、
気温、天候に左右されやすいといえるでしょう。
夏場は、日が高くならない時間帯、
日が差す時間帯では、棚も変わりますし、場所も変わります。
冬場は朝は水温がまだ低いですから、
深い場所に固まっているということが多いです。
海上釣堀独自の釣れ易い時間帯というものもあります。
●朝一番
放流してあるとはいえ、養殖魚ですから、
半日以上エサを食べていない状態ですから、朝一番というのは、
魚の食いがたちやすい時間といえるでしょう。
モーニングサービスといわれるくらい、朝一番は釣れ易い時間帯です。
準備をしっかりして、この時間帯を逃さないようにしましょう。
●船が近づくとき
これも養殖魚の習性でしょうか、船が近づくとエサがもらえると思うのか、
食いがたつことが多いです。
●放流時
船が近づき、食いがたつと同時に、新しい魚が、入って、
魚の動きが活発になります。
このとき、目の前にエサがあると、反射的に食べることもあるようです。
青物、特にカンパチは、放流されて落ち着くまで泳ぎ回りますから、
目の前のエサを反射的に飲み込むせいか、
カンパチは放流時を狙えなどといわれています。
このとき、針にかけた魚をばらすことのないように、気をつけてください。
一番釣れる時間帯です。多少、ゴツイ目の仕掛けで手際よく釣りましょう。ここで、一番気合を入れるべきです。